親鸞聖人の報恩講法要が行われる

 報恩講とは、真実のみ教えをお示しくださった親鸞聖人に感謝し、阿弥陀さまのお救いをあらためて心に深く味わせていただく、一年でもっとも大切な法要が報恩講です。

 「報恩講」という名称は、親鸞聖人のひ孫である本願寺第三代覚如上人が、親鸞聖人三十三回忌にあわせて『報恩講私記』を著されたことに由来しています。以来、七二〇年を超える歴史の中で先人たちが親鸞聖人ご命日の法要を「報恩講」として脈々と受け継ぎ、今日まで大切のお勤めしてきました。

 上宮寺でも2022(令和4)年も例年のごとく多くの有縁の方々のご参集のもとで、11月25日と26日に法要をお勤めいたしました。今年度も昨年同様コロナウイルス感染防止のため、換気をしながら、例年とは違い参拝する日を地域ごとに分けて密をさけながら 法要を勤めさせていただきました。

報恩講法要の本堂内陣のお荘厳 

2022年11月27日