お墓・合葬墓

亡き方を偲び尊い仏縁に

 お墓というのは亡くなった方を偲び、亡くなった方の命の大きさや重みを振り返る大切な場所です。お墓にお参りするときにいま賜っている自らの命の大切さにも気づくことが出来るのです。
 浄土真宗では墓石に『南無阿弥陀仏』と刻んでお参りをします。亡き方を偲んでお参りすることが本当は亡き方から思われ願われている身であるということを表しているからです。亡き方は阿弥陀如来の浄土に生まれて立派な仏様になってどうか幸せになってくださいと願われています。私たちに常に関わり続けてくださる名前が『南無阿弥陀仏』です。
 この『南無阿弥陀仏』は「我にまかせよ、必ずあなたを救う」という阿弥陀さまのおよび声です。私たちはいつも自我心に囚われて生きています。それが苦悩の根源です。その囚われを仏様におまかせし手放す時に大きな世界が広がります。それが『南無阿弥陀仏』の働きです。亡き方の願いを身に受けて仏法に出会って頂くことが亡き方の思いに報いることになります。
 上宮寺ではご縁の途切れた先だった方を永代にわたって尊い仏様を敬ってまいりたいという意味で合葬墓を設けております。

境内墓地

 上宮寺の門信徒の方のために、本堂の南側に隣接して境内に墓地を設けております。
⊳申し込み条件
 上宮寺の門信徒の方か、新たに上宮寺の門信徒のなられる方
⊳永代使用料
 1区画 45万円~
⊳建碑される墓石
 浄土真宗本願寺派の規定に沿った建立となりますので、上宮寺指定の業者に施工を依頼していただきます。
⊳その他
 詳しいことは、上宮寺までお問い合わせください。

合葬墓

 上宮寺では、近年需要が高まる「永代供養」に対応することができるように「合葬墓」を、境内墓地中央付近の南端に令和3年に建立し、5月1日に建碑法要を執り行いました。石碑には、当寺前住職(三十世釋明俊)の揮毫による「南無阿彌陀佛」が刻まれています。 「俱会一処」の考えかたに基づいた、合同埋葬墓となります。単身の方、跡継ぎのいない方、個人の墓地を持たない方、合葬墓への分骨を希望する方などご利用いただけます。
⊳申し込み条件
 上宮寺の門信徒を基本とするが、管理者の許可を得た場合は門信徒以外の方も使用できます。
⊳利用懇志
  10万円(1体)
⊳管理料
 年間管理料は不要です  
⊳お骨の返却
 納骨したお骨は合葬のためお返しすることは出来ません。
⊳個別納骨について
 ご相談ください。
⊳その他
 詳しいことは、上宮寺までお問い合わせください。